ハワイで神社仏閣世界遺産の旅3《ハワイ島　キラウエア火山》　

旅の３日目はハワイ島へ！！

娘はハワイにいるのにオアフ島以外の島に行ったことがない！

ということでまずはビッグアイランドへ行くことにしました。

ハワイで唯一世界遺産のある『ハワイ島』です。

ハワイ諸島では一番新しく、一番大きな島。

日帰りのため時間を有効に連れて行ってくれるツアーを探して行くことにしました。

送迎付きの楽々ツアー。ホノルル空港の国内線ターミナルから出発です。

国内線の荷物検査ボディーチェックはゲートが１つで

障害者、軍関係者優先レーンがあり一般はなかなか進みません。

それほど並んでいなくても優先者が次々来るので通過するまで時間がかかります。

ゲートを通過してスタバでコーヒータイム。

オーダーするとカップに名前を書いて呼んでくれますが、名前が難しかったのか

おもしろい名前がカップに書いてあり、呼んだ店員さんも呼ばれた主人も笑ってました。

待合ロビーではハワイ島よりもマウイ島行きを待っている人の方が人数多かったです。

アメリカの人たちにはマウイ島が人気があると娘が言っていました。

ハワイ島行きのハワイアン航空で出発、すぐにラナイ島が見えてきました。

信号が１つもなく、舗装されている道路は48キロだけの島。

カメハメハ大王のお気に入りの釣り場が今も変わらずにあるそうです。

フォーシーズンズホテルもあるリゾートですが、ラナイ島はなんと現在個人所有。

すごいです。

ホノルル空港を出てから55分程でハワイ島のヒロ空港です。

着陸前にはマウナ・ケア山標高4205ｍの山頂周辺にある天文台が見えました。

ヒロ空港に到着してまず向かったのは『CAFE100』です。

ロコモコ発祥はハワイ島ヒロの街にあった『リンカーン・グリル』という

日系人イノウエさんの店。その店がなくなり『CAFE100』でロコモコ特許を申請したので

発祥の店といわれているそうです。

『CAFE１００』の名前の由来は日系人オーナーが所属していた

第2次世界大戦のハワイ日系人志願兵で編成された第100歩兵大隊の『100』。

この部隊は精鋭部隊としてイタリアに派兵されたそうです。

1946年に開業して２度の津波被害で移転し現在のお店になったのが1962年です。

ロコモコランチの後はヒロの街を少し散策しました。

ヒロファーマーズマーケットの向かいにある

KTAスーパーにも行ってみました。

現地のスーパーはどこの国でも面白いから好きです。

ハワイ出身のオバマ元大統領がホワイトハウスに取り寄せていたコーヒーを

おしえていただいて買いました。

次の目的地は『カウマナ・ケイブス』です。

マウナ・ロア山の噴火でできた溶岩洞窟です。

マウナ・ロア山の体積は75000㎦で地球でもっとも体積の大きな山だそうです。

急な階段を下ると洞窟の入口です。

溶岩がどろどろ流れた跡が残っています。

洞窟内は暗いので明るいライトが必要で、

湿っているボコボコの溶岩の上を歩くので滑ります。

次はヒロの『カメハメハ大王像』です。

1810年にハワイ諸島を統一してハワイ王朝を築いたカメハメハ大王。

カメハメハ大王像はハワイ州に3か所とアメリカ本土に1か所あります。

1880年にイタリアのフィレンツェで最初のカメハメハ大王像を造り、

ホノルルまで運んでいた船が嵐で沈没、ホノルルのカメハメハ大王像は

別途造られたそうです。沈没してしまった船から1912年に大王像が

発見されたため、修復されてカメハメハ大王生誕地近くのハワイ島カパアウに

置かれたそうです。

ヒロのカメハメハ大王像は一番新しく1997年に建てられたものです。

次の目的地は世界遺産『ハワイ火山国立公園』です。

地球で最も活発な活火山、キラウエア火山。

キラウエア・カルデラはハワイ火山国立公園にある中で最も主要なカルデラです。

いくつかある噴火口のうちハレマウマウ火口が最大で、2018年5月の噴火の際には

陥没しながら巨大化し溶岩が街へ流れ出て被害がありました。

この噴火で溶岩湖が一度消えてしまい、水が溜まりましたが

2020年12月に再噴火し溜まった水は蒸発して溶岩湖がまたできたそうです。

神話ではハレマウマウ火口に住む女神ペレが怒ると噴火すると言われています。

なにかあったのでしょうか。。。

火口に虹がかかるなんて！！

虹の奥に見えるのがボルケーノハウスです。

火口が見えるホテル！世界遺産エリア内！！

泊まってみたいけど、溶岩湖のある火口が目の前はちょっと怖いです。

キラウエア・カルデラの後にキラウエアビジターセンターへ。

ここに世界遺産のマークがありました。これを見つけるとうれしくなります。

お土産が買えるショップもありました。

ジオラマを見ながらガイドさんが説明してくれました。

チェイン・オブ・クレイターズ・ロードを車で走ります。

見渡す限り溶岩です。

乾ききった溶岩の上に生える木は『オヒアレフア』です。

伝説では諸説ありますが、女神ペレはハンサムなオヒアに一目惚れして

誘惑しますがオヒアには恋人レフアがいてペレになびかなかったので

嫉妬で狂ったペレがオヒアを木に変えてしまいます。

オヒアがいなくなりレフアがずっと泣いて毎日雨が続き太陽がでないため

住人たちが困ってしまい、レフアに事情を聞いた神々は同情しますが

木になってしまったオヒアを生き返らすことはできないので

レフアをオヒアにの木に咲く赤い花にしてあげたとのことです。

今でもレフアの花を摘むと雨が降るという言い伝えがあり、

その雨は離れ離れにされた恋人たちの涙だそうです。

チェィン・オブ・クレイターズ・ロードを進み

溶岩の上に座って触れてみると、すごいパワーを感じます。

でも決して持って行ってはいけない！！かけらもダメ！！と娘に言われました。

女神ペレの逆鱗にふれて悪いことがおこるそうです。

この場所で自分の弱っているところに溶岩を触れさせてパワーチャージしました。

溶岩の上で夕食のお弁当をいただきます。

ハワイ島のパワーすごかったです。来てよかった。

ここからヒロ空港へ行きオアフ島に戻ります。

ヒロ空港でもゲートで荷物検査ボディーチェックを受けます。

そして私はまたまた声をかけられてしまいました。

別ブースでシールを体にペタペタする検査です。

娘には通訳として一緒に来てもらいました。

日帰りなので荷物はないのに、、、、

なぜいつも声をかけられるのでしょうか。

などなど考えながらうとうとしていたら50分なんてあっという間。

ホノルル空港国内線ターミナルに到着です。

席を立ったら、機長が娘に「コックピット座ってみる？」

と声をかけてくれました。

ハワイ島日帰りといっても現地での時間は半日でしたが、

本当に行ってよかったです。

レンタカーで回る機会があれば、カメハメハ大王生誕地にも行ってみたいです。

この日はここまで。

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